学びあうことでベストプラクティスに収斂させる

2021年3月13日土曜8時での質疑から
なぜ、TTPSなのかを考えるのに役に立つかも。
企業内で振り返りをやった時に懸念されることは、形骸化していつの間にか終わっていたとなるか、形骸化した状態で義務として残って、やらされ感や不満だらけなのにやっているという状態になることです。
人は同じことをやっていると飽きる
最初に習ったことを変えずにやり続けると形骸化して、効果がなくなってしまう。
あるいは、各自が工夫をし始めてバラバラになったりする。
そこに、工夫したことを持ちよて学びあえば、ベストプラクティスに収斂されるのではないかと考えています。
 
めぐみさんから、ファシリの振り返りは、他の振り返りが各自の活動であるのに対し、ファシリは同じことについてなので、対比して学びあうことができるのがいいと言われていました。私もこの効果は大きく、ファシリについては、ボトルネックを特定するための全体像(地図)とボトルネックを無効化する方法を記述できるのではないかと期待しています。
 
『超一流になるのは才能か努力か』において、技能(ここではファシリ)を高度に高めたいのであれば、限界的練習に近い方法を用いるのが良いとしている。
  1. コンフォートゾーン・ゾーンの外に出て容易ではないことに取り組ませるようになっているか
  1. パフォーマンスや改善点についてすぐにフィードバックを返す仕組みがあるか
  1. その分野の最高のプレイヤーを特定し、彼らと他の人々とではどこが違うかを解明したのか
  1. 練習方法はその分野のエキスパートが持っている特定の能力を伸ばすように設計されているか