【ありえる楽考週報 vol.10】

今週の「ありえる楽考」週報は、2月9日の顧客起点の価値共創勉強会での概況を森田敦子さんが、そして広報文を執筆なさった柳瀬真紀さんが参加してみてのコメントを、寄せてくれています。ではまず森田さんからどうぞ!
 
先週木曜日の勉強会では、文章のパーソナリティはどこに表れるのか?というテーマがとても印象深く学びとなりました。
例えば、広報文を書く時に、なぜ書き手(オーナー)はそのコンセプトにこだわるのか? 世の中に役立つことは数多ある中で、なぜそのコミュニティをやっているのか? そこには「私だからこそ」という理由や原体験があるはずで、人はそういった想いに触れた時に心動かされるように思います。 エネルギーが乗っていると読んで感じる文章には、こうした要素が含まれているのかもしれません。
上記からの流れで、どのような文体で表現すると良いのだろう?という話題もありました。 普段の話し言葉のように表現したほうがその人らしさが表れるかもという視点や、やはり話し言葉そのままを書くのは難しいので、イラストをうまく活用するのもいいかもという視点もありました。さらに細かな視点で、句点を打つ位置にさえ人それぞれ心地よさが違うように、「文章の書き方は呼吸と同じ」という素敵な名言もありました。
 
こうした対話から、自分で書いていて違和感がなく呼吸のように自然だと感じる文章が一番その人らしいものなのかなと感じました。
今回まきさんが共有くださったマインドセットコミュニティの広報文はとっても素敵なので、まだ読まれていない方は是非ご一読ください。
私もこんな広報文を書くことができるといいのだなと、顧客起点を感じることができました。皆さんのおかげで得られた素晴らしい学びを、改めて自身のかたつけコミュニティ広報文のブラッシュアップに活かしていきたいと思います。いつもありがとうございます。
 
 

いかがでしたでしょうか?では、柳瀬真紀さんです。どうぞ!

(真紀さんの広報文はこちら→ Growth Mindset  )
 
 
先週、自分が書いた広報文にご参加の皆様からコメントをいただきました。 やはり自分で考えて意図して書いたことと、皆さんが受け取ることの違いがあり、学びの多い時間でした。ありがとうございました。
Growth Mindsetについて書いていたことは、わかりにくかったようなので(これも気づいてなかったです)、この概念をどのようにわかりやすく伝えるのか、また考えたいと思います。 ただ全体的に文章に硬さがあるようで、ありえるさんから、私が普段話しているように書いたら?と言われたのですが、自分の中にすごく抵抗があって、そのことが非常に面白かったです。えーそうやって私は書きたくないんだけどって、すごく思いました。対象の人に届けるために考えるわけですが、こう書きたいとか、言葉の選択や温度感にこだわる自分がいて、自分って何だかちっさいな~とも思いました。読んだ方がこれあの人にいいかもとか、対象者の方がやってみようかなと思ってもらえるように、皆さんからいただいたコメントを参考に、自分の書きたい書き方ともバランスをとって、またブラッシュアップしたいと思います。
 
ゆみんこちゃんにマインドセットにこだわっているのはなぜですか?と聞いていただいて、その時は大学での話をしたのですが、話しながら何かもうちょっと自分の中で火をつけた、最後の一押しのような何かがあったような気がしていました。夜、つらつら考えていて、思い出したので書いておきたいと思います。
 
「Most Likely to Succeed」という映画の上映会と対話会があり、参加した時のことです。 上映会後にグループに分かれて対話をしたのですが、私のグループに高校生の女の子がいました。一人ひとり、話をしていく中で、その子の番になりましたが、なかなか言葉が出てきません。どうしたんだろうと思っていると、「私には、こんな風にやってみようかと声をかけてくれる大人はいなかった。そんなのあなたには無理だよ、できっこないよって言われてきた」と泣いて肩を震わせながら、何とか言葉を絞りだして話してくれました。
私がその時に感じたのは、激しい怒りでした。許せないと思いました。 そして、こういうことが起きないように自分にできることをしようと決めたのです。そこから、じゃあどういうことをすればいいんだろうと考えつつ、今に至っているという感じです。 最初ものすごい怒りのエネルギーが原動力になっていたんだなということと、すぐにその事が思い出せなかったことが自分でも驚きです。大学生の話は対象者に気づくきっかけのようなお話で、この怒りはそれを生み出す構造に対するもので、私はその両方を何とかしたいんだなと思い出す良いきっかけをいただきました。ありがとうございました。
 
参加者も執筆者も共に学びがあった雰囲気が伝わりましたでしょうか?
さて以下、お知らせです。
 

2月18日(土)蜃気楼大学にブース出展します

田原さんが企画される蜃気楼大学にブース出展します。
自分にとって意味や価値を感じられることに時間やエネルギーを使って日々充実しています!という方!話しませんか!!
そういう生き方を応援しあうコミュニティ同士が応援しあうコミュニティを主宰しています。
あ、こんなことやって何か意味あるの?と思いつつ、器用に周囲の期待や要望に応えているうちに忙しく毎日が過ぎることにそこはかとなく疑問をもつものの生活するためには仕方ないじゃない、人生こんなものでしょという方も大歓迎です。
コミュニティのメンバーも最初は、そんな感じでした。
なんだろう?それ って気になって目を留めたことにきっと意味があります!
 
なお、次回(2月16日)の顧客起点の会に関してはまた別途ご案内があると思いますのでそちらをお待ちください。ということで今週も「楽」しく「考」えられますように!