『「お絵かき」トレーニング』読書会
ホームスクールアライアンスというプロジェクトを始めます。
ありえる楽考にはお子さんがいらっしゃる世代が多く、しかも、結構な割合で不登校の方がいます。学校で正解があることを手っ取り早く暗記することを習慣化してしまうことが考える力、主体性、創造性を奪うと私は考えているので、むしろいいことだと思っています。
テレワークな状況は
子どもと一緒に学びあう時間にあてるチャンス
だと考えてみませんか
それぞれが先生役になって、子どもとの学びあいの機会をつくります。

その手始めに
この本は「絵から文」「文から絵」の言い換えワークをします。
著者の坂本さんが重視しているのは、理解することです。
理解できるということは言い換えができるということです。
これはありえる楽考で取り組んでいる
言語化、概念化能力を鍛える
ということに近いのではないかと考えています。
ちなみに、概念化といえば、『脳を鍛える大人のパズル』で認知強化に出会い、誰にも鍛えられていない「五歳児レベル」のまま部分があって、そのせいで失敗を繰り返しているという概念を知った時、それはその通りだと感じました。
とはいえ、パズルじゃなくて日常的に仕事で使えて、使うほどに「賢くなってゆける方法」があったらいいのにという思いで、ありえるシートをつくりました。
13ある認知機能の内、特に重要だと思った4つに絞りました。
その一つが概念化です。
その概念化を「絵から文」「文から絵」の言い換えワークで鍛えることができるのではないかという気がしています。

ちなみに、ありえる楽考ではグループコーチングと呼んでいますが、ファシリがしているのは
Feuersteinの媒介(Madiation)を意図しています。
なので、本来はMadiator(媒介者)とよぶべきかもですが、そうすると媒介の説明をしなければならなくなり、できているのかとなるので、ファシリテーターと呼ぶことにしました。(それはそれで、ファシリテーターの定義問題は発生しますが)
グループコーチングというのは、ファシリがコーチングをしているのではなくファシリを含めた全員が文殊の知恵でつまり集合天才(グループジーニアス)で優秀コーチに匹敵するパフォーマンスをあげることを意図してこの名称にしています。
コーチはトレーニングと実践を通じて、メタ認知をできるようになってゆくのですが、それにはかなりの時間がかかります。
それでは、なかなか広まりにくい。そこに、
媒介の視点が入り、「本人が書いたもの」を材料にする
ことで、優秀コーチがしていることと似た効果をねらったのです。
つまり、ファシリが媒介しているのは、発表の内容や思考ではなく、
メンバー全員でグループジーニアスを発揮する「関係」の方なのです。
参加できる方はFacebookのイベントページから参加表明ください。
5月23日(火)21〜22時