【ありえる楽考週報 vol.46】
今週の「ありえる楽考」週報は、『超一流になるのは才能か努力か?』読書会の報告と食べることは生きることプロジェクトの提案です。
先週の週報では開催しますとイベントページへのリンクだけ貼っていましたが、『超一流になるのは才能か努力か?』読書会を開催しました。
この本は、ありえる楽考を特徴づける重要概念のMental Representation(心的イメージ)、
Deliberate Practice(限界的修練)の心的イメージを精緻にしてゆくきっかけにしたいところでした。
振り返りが学習として効果を発揮するためには、意図が重要なのです。
何となく漠然とやったことを振り返っても、こういうことがありましたという報告になってしまいます。
Deliberate Practiceの要件は
1.「体系的な練習方法が確立している」
2.その方法でエキスパートになった人が指導する
ということなので、私たちがこれから「つくる」講座ではそれができません。
私たちにできるのは、下記のPurposful Practiceになります。
この事例がアート・ロックの「仕事しながらの学習」になります。

これらは、自分自身が熟達したい領域で、振り返りをする時に可能になります。
3.Specific goals(「明確で具体的な目標がある」)
4.Out of your comfort zone(「現在の能力よりも少し上の練習をする」)
5.Focus(「集中した練習」)
6.Feedback and Fix it (「フィードバックとそれによる修正」)
※3F Focus Feedback Fix it
重要なのは、個別のTipsが体系化され、地図があることです。
振り返りを通じてTipsが蓄積され、それを体系化して地図にしてゆくことで講座の全体像が組み上がってゆきます。
これらの心的イメージは、語学学習と一緒で、意図的に体験と言語を繋げて、その繋がりが密になった時に、「あー、そういうことか」と腑に落ちます。
研修で1回聞いただけでは、すぐに忘れてしまいます。
それを実践して、振り返ることを継続することで、身体知として定着してゆきます。
【読書会レポート】
読書会でのお話のレポートです

食べることは生きることプロジェクト
もったいないキッチンの上映会をやったことで、食に対する意識が活性化されたせいか、
エディブル・スクールヤードのアリスウォーターさんのドキュメンタリー映画をつくるためにクラウドファンディングを友人がしていて、つい自主上映会権にファンディングして、
さらには、命名ワークショップにまで手を挙げてしまいました。

食にそれほどこだわりがあるわけではありませんが、Folks Over Knivesに影響を受けて、寝かせ玄米に変えて、体温が1度あがり(35度台から36度台になりました)冬に足が冷たくて寝られないということがなくなり、花粉症も軽くなった気がします。
そんな折、25日(水)に易経の講座に行ったら、知り合いが来ていて料理の本を出すということで10分間アピールでした。
「食で中する」というコンセプトだそうですが、一般の人に易のことばを使ってもわからないということで、一般的な表現にしているそうです。(中するというのは、ちょうどいいバランスに戻すという意味です)
「読書会やろー」、「いいよー」ってことになり

なんだか、この流れがきているようです。
今週の週報は以上です!