【ありえる楽考週報 vol.49】
今週の「ありえる楽考」週報は、
右脳2次元を守れと11月18日のココファーム収穫祭、月イチライブなど今後のイベント情報です。
右脳2次元を守れ
ありえる楽考にB-BRAINという脳診断を取り入れようとしている。
きっかけは、こちらの脳診断の診断結果を見たこと。
右脳-左脳と2次元-3次元の軸のマトリックスになっている。右脳2次元は他者に共感し理解しようとするコーチやカウンセラーなど対人支援職に向く脳の領域である。メンタル状態が良好な時は、世話焼きでいいのだが、悪くなると他者気持ちに振り回されることが懸念される。

左側の2022年の段階ではあまりに、右脳2次元に偏っているので、もう少し左脳3次元の領域を増やした方がいいかなと考えていたのだ。というのも、ありえる楽考のよさを言葉で説明してくださいと言われても、右脳人間はフィーリングを大事にしているので、まずは、事前情報無しに見学にいらしてくださいと伝えている。一方で、言語で説明できたら、企業への提案もしやすくなり、参加できる人も増えるんじゃないかと思ったりするからだ。
そして、2023年結果を見て、最初はいいなと思った。しかし、意外なことに、何となく嫌だなと感じたのだ。それは何かなと探ってみると私は、右脳2次元優位の他者に共感する自分の方が好きなんだと思い至ったのです。リクルートに勤めていた時は、左脳寄りで他人の気持ちへの配慮は弱かったのではないか、それを他者に共感できる人になろうとグループコーチングに取り組んできたのです。
B-BRAINのテキストによると
気遣いのできる温情主義タイプ。 常に空気を読み、人の顔色を見て判断する人
自分よりも相手を優先して考え、周囲の人と深い人間関係を築ける人です。 人に対して、思いやりの気持ちを持ち、常に人の気持ちを察しようとする人です。
周りの支援やサ ポートを自然にできるタイプです。協調性を優先する一方、人の顔色をうかがって行動を決める傾向が強いため、ストレスを感じてしまうことも多いでしょう。
私からするといい人ですが、儲からなさそうです。
ちなみに、セクシー田中さんでいうと他者との付き合いが苦手で、自分が頑張ればいい税理士の資格をとった田中さんはおそらく左脳2次元優位で、人からどう思われるかを優先させている朱里は右脳2次元優位のキャラ設定に見えてきて、日本人に多いと言われている右脳2次元優位の人が組織では生きにくいと感じやすい左脳2次元優位の人と学びあって成長してゆく物語に見えてきた。
おおよそ、リーダーシップを発揮して、バリバリと新しい価値を切り拓いてゆくというイメージはなさそうですが、組み合わせのケミストリー次第では化ける可能性を感じずにはいられません。
今回、10人分の読み解きをする課題があったので、9人の方にモニターをお願いしましたが、そのうち8人が右脳2次元優位でした。
確かに、左脳的要素がないと「法人」向けの提案や「稼ぐ」ということは難しいかもしれない。
ありえる楽考は右脳2次元優位の人が、組織で便利に使われて疲弊することなく、規模を大きくせずに、楽しく人の役に立ちながら、充実した日々を送るのに使える仕組みとして参考にしていただく価値があるのではないかという気がしたのです。
田中さんや朱里に使いこなしてもらいたい。
ありえる楽考が目指しているのは、100人の「推し」を応援することです。その100人がそれぞれ100人応援していたら、1万人に何らかの影響を及ぼしているようになります。そうなるのに、10年かかるか30年かかるかわかりませんが、生活してゆける程度の収入(とりあえず30万円くらい?)が得られれば、できるまでやり続ければいい。「たまかつ」なら飽きずに続けられるんじゃないかと思う。
11月18日(土)ココファーム収穫祭
ココファームの話は折に触れてちょくちょくしていますが、年に一度の収穫祭から出会ってもらうのがいいのではないかということで、コロナがあけたので伺いたいと思います。
聞いたことないという方に少しだけ紹介しておくとココファームはこころみ学園という養護学校の卒業生が自立してゆくための障害者支援施設です。養護学校の先生をしていた川田さんが卒業生が就職してもながく続かないことを憂いてなんとかしたいと思って私財をなげうって山を買って卒業生や親御さんたちとぶどうの栽培をしたのが始まります。障害者支援施設がつくったものというと安くしか買ってもらえない、しかも同情してというイメージがあるかもしれませんが、ここのワイン、特にスパークリングはサミットの晩餐会に供される、つまり、日本が世界に向かって自信を持って出せる日本最高のものだということです。それができるのは、ルミアージュというスパークリングの最も重要だけれども、恐ろしく忍耐が必要なプロセスを彼らの決まったことを手順通りにやるという特性を活かせばできるというところなのです。
だから、思うのです。
資質があるのであって、強みがあるわけではない。
それを弱みになるか強みになるかはデザイン次第だと。
才能は適切な努力によって開花するのです。
理屈ではなく、体感していただければと思います。
11月19日(日)ツキノイチテラス(月イチライブ)at楽々テラス

今週の週報は以上です!