【ありえる楽考週報 vol.29】
今週の「ありえる楽考」週報は、7月4日のテキストミーティングに参加された小紫真由美さんからの報告です。
ではどうぞ!
週に一度、さっちゃんこと杉浦佐知子さんとありえるさんが行っているテキストミーティングに参加させていただきました。
本や文章など(テキスト)をさっちゃんがイラストにする場です。
今回のテキストは「独学大全」の第3章
「動機付けを高める」でした。
独学する際、自分を動機づける方法が具体的に紹介されているのですが、
中でも、2ミニッツ・スターターという技術はとても納得感がありました。
これは、「とりあえず着手した仕事は継続しやすい」という人間の性質を活かした方法です。
私も、日ごろ、やり始めるまでは時間がかかっても、思い切って手を付けたら、勢いで片付いてしまったことが何度もあることを思い出し、それが理にかなっていたのだと知りました。
ありえるさんが紹介してくださった
ハーバード大学の事例も興味深かったです。
学生たちは大量の課題をこなすため、
「5分だけやる」ことを習慣にしているそうです。この5分は、しっかり取り組む部分と捨てる(手を抜く)部分を見極める、いわば戦略タイム。
この時間を持つことで、計画性を持って時間を有効活用できるというわけです。
ふと、子どもの頃からの習慣で、「本は最初から最後まで読むもの」と疑いもなく思い込んでいたことを思い出しました。
もし最初に重点的に読む箇所、流す場所を考えて読み進めたら、買ったのに全然読めない本も減るかもしれません。
普段何気なくやっている行動が
理論として説明されることによって、自覚的に活用できそうだと感じました。
さっちゃんが分かりやすくスケッチしてくれているので、ぜひご覧いただきたいです。学んだことがイメージでどんどん蘇ってきます。
テキストミーティングは毎週火曜20時から30分開かれています。
ぜひ沢山の方と学びあえたら嬉しいです。


