【ありえる楽考週報 vol.5】
今週の「ありえる楽考」週報は2本立て、1月4日の新春たまかつ共有会の報告を内浦恵利子さんが、1月5日の顧客起点の価値共創勉強会については八木澤智正さんが、執筆してくれています。ではまず内浦さんからどうぞ!
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大人になって、
成長したなぁ〜
自分史上最高に進化したな〜
アップデートしてるなぁ〜
…という経験、最近しましたか?
振り返ってみると、
・新しいプロジェクトを成功させることができた
・仕事と家庭のバランスが取れ始めた
・立場が変わって混乱したけど慣れてきた
・できなかったことができるようになった
などなど、思い当たることがあるかと思います。
それは偶然ですか?必然ですか?
私自身、結婚・転職・出産・復職・異動の時に感じた一種のアウェイ感を時間をかけて馴染ませ自分の血肉にしていけた時に、おぉ〜大人になった!とニマニマしておりました…
ふと、この価値観を揺らがされるような体験は、ライフイベントで経験するのみならず、自ら感じに行くことができるのかもしれない…と思ったのが、社内でスタートした『振り返りの会(グループコーチング)』に参加したがきっかけになります。
必然的に飛び込む。必然的に捉える。
この感覚でいると、なんでもそう見えてくるんです。週末のテニススクールも、子供会の役員も、社内のボランティア活動も、久しぶりの帰省ですらも… あ、この違和感、自分アップデートしてるな〜!
と思いながら、過ごすと、なんだかワクワクするのです。この仕組み・考察については1月24日19時より開催のTTPS勉強会”越境学習xグループコーチング” にご参加いただき、一緒に共有できればと思ってます!
そして先日、TTPS勉強会のプレイベントととして開催した、新春たまかつ共有会についてご報告させてください。
たくさんの魂からエネルギーが湧いてくる活動(たまかつ)がシェアされ、ものすごく魅力溢れる方々が、こんなにも身近にいて、繋がれるご縁にワクワクが止まらない75分でした。
このプレイベントの意図としては、
必然的にどういった環境に身を置くと自身の成長・進化するのか、どういう相乗効果が狙えるか、様々なたまかつに出会い、ご縁を繋ぐお手伝いをすることが、いつか役立つ日が来るかもしれないという仮説の元、企画いたしました。
そこでご紹介したお話を一つご紹介します。
ドイツ出身の心理学者クルト・レヴィンの法則、ご存知でしょうか?
人のとる行動(behavior)は、その人の持っている個性やスキル(personality)と、環境(environment)とが相互に作用して生じるというものです。B= f(P,E) 同じ人でも、環境によって役割や見え方がわかったりすることも、新しい環境を踏み出す経験も、この法則から見出せるように感じます。こちらについても、ぜひ関心を持ってくださったみなさまと、対話を深めたく願っております!
今回ご都合つかなかったみなさんも、ご参加くださったみなさんも、ぜひまた次回の1月24日19時よりTTPS勉強会”越境学習xグループコーチング” にてお会いできますことを心待ちにしております!

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続きまして八木澤さんです。どうぞ!
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今週、広報を作ってお話するという機会をいただきました。以前下準備はあったものの、1日の突貫工事でした。
ここで、顧客起点がいかに難しいかという貴重な経験をしました。
人は、「この話は自分にとってどういう価値があるか」ということを捉えようとして話を聞くのが普通だと思います。それは、講義からお説教からCMに至るまで共通です。
聞き続けて、「あ、これは自分には関係ないな」という結論に至ればそこでおしまい。話し手が、どんなに熱心に話しても無駄になってしまいます。
「What does the customer value?は一番大事な問いだよ」と、私は自らのAn Intellectual Journeyのコミュニティーで伝えていますが、実際には、これがホントに難しい。
なぜ難しいかと言えば、少なくとも今回の私のやり方では、自らが価値があると信じているものを話し、それが相手にとっても価値があるということを「願って」話し始めるしかない。そして、価値を感じるかどうか聞き手がジャッジできるまでは、話し続けなくてはならないからです。
資料を見せて話すというのはよく行われる方法ですが、話し手の話すペースと聞き手が受け取るペースを合わせることも難しいことを再発見しました。
この点、テキストで書いてあるのを読むというコミュニケーションには、メリットがあります。受け手がある程度一覧性をもってどういう話なのかを把握できる。自分のペースで理解できるからです。
簡潔・シンプルであることが大切。大事に思うものほど、思いが溢れ出ててんこ盛りになってしまう。受け手が自分にとって何なのかが把握しにくくなる。Less is moreの精神だなと思いました。これは話すのでも書くのでも同じだと思います。
また、今回は、私の強みと弱みがまた新たにわかる良い機会でした。
相手がいて、球を投げられるとそこに反応する自分がいて、それで自分が何を考えているかがわかる。自分で一人で話していると何を話しているのかだんだんわからなくなって、聞いている人たちは大丈夫なのだろうか?と心配になってしまうのです。
自分は、ソリストではなく、ジャムセッションのバンドマンなのだとあらためて思いました。
それから、とにかく小さく早く始めてみること。これもいつもコミュニティで言っていることですが、たまに実体験するのは大切ですね。
後半の「記者」の方々の問いや感想には支えられました。
自分のやっていること、やっていきたいことを整えてくれるものでした。感謝してます。
チャットボックスにメモをしていただきましたが、自分の整理として順番を変えてみました。
結果、昨日、用意して話したことよりも、はるかに言いたいことが明晰に出ていて、自分らしさが出ています。嬉しくなりました。
というわけで、以下、改訂版です。
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An Intellectual Journey -Effectiveness の追求-
いろいろやってるけど、何でうまくいかないの?と感じてる人に
複数の視点を得るとともに、「ドラッカーだったらこう言うだろうな」をお伝えし、
気づきを得て、取り組んでいることが良い望ましい方向に向かうよう応援する場です。
人生は「旅」Journeyです。
Journeyは自分自身が主役 自分自身のかけがえのない人生の素晴らしさに気づき活かしきることが大切だと思います。
人生の旅は、どこか他所にあるであろうさらに素晴らしいものを探しにいくのではなく、自分の旅自体に価値が備わっています。
自分がやるべきこと、やりたいことは何か。それに効果的に関わって望ましい成果をあげる。エフェクティブであることが重要です。
エフェクティブであるために、旅の道先を照らし、旅を伴走する支えがあればありがたい。
知的な道先案内と支えがある旅 グループコーチングの仲間と先人たちの視点・問いかけ 人生をきちっと歩むための応援団 これまでの叡智・他者の叡智にも支えられて雄大な旅をしましょう!
これまでの参加者の中で、一番成果を上げた方は、組織を諦めていた方→前を向いた
逆は「既にできている」と思っている方。フィードバックを受け入れられず、難しかった
2カメ、3カメを有り難く感じ、ドラッカーさんなどとも繋がる可能性を期待できる人がこの場に向いている
エフェクティブであるために。その状況に合うシンプルな「問い」
荷物は軽く。でも、旅に何にもいらないのではない。シンプルでパワフルな問いを旅のお供の道具に持っていこう。
こんなシンプルな道具だけで大丈夫?と思うかもしれない。シンプルなことを恐れないこと。
旅は、両手が空いてれば空いてるほど行動できる。
持ってるものを構造的に使い、自走できるようになったら卒業
著名なコンサルを雇わなくても、自分の中に最高のコンサルがいるようになっていく
強みへの気づきには、観察だけではなく知恵や叡智も役立つ
どんなものにも固有の響きがある♪
どんな人にも固有の強み・貢献がある♬
鳴らし方次第!
わくわく!
これまでお手伝いしてきた人の笑顔を思い浮かべながら
喜んでもらえることをより多くの人へ

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いかがでしたでしょうか?今回もさっちゃんがイラストにしてくれています。なお、次回(12日)は高山喜代美さんがプレゼンターとしてご登壇される予定です。ということで今週も「楽」しく「考」えられますように!