【ありえる楽考週報 vol.39】

今週の「ありえる楽考」週報はSECIモデルについてです。
日曜8時社長ファシリの組で話したのですが、SECIモデルについて、名前は聞いたことがあるという人はいても、内容についてあまり知らなという状況でしょうか。
 
今日のビジネスは、GAFAに代表されるようにプラットフォームやエコシステムと言われていますが、自分がどう活かすかイメージわかないかもしれません。
大学院でSECIモデルに出会い、ボート部での体験を「協力と競争による共創」としてモデル化してはいたのですが、より、リアルに考えられるようになったのは、ありえる楽考でオーナーの人たちが現れて、エコシステムが立ち現れてからです。
 
 
経験学習サイクルや ダニエルキムの成功循環モデルの関係の質が思考の質、行動の質、結果の質に影響するというのは、比較的実感しやすいのではないかと思います。
それは、個人に起きるものだからです。
 
SECIは組織学習のモデルで、動的なものです。
 
ありえる楽考内でも4人の振り返りチーム以外のことは、スクールタクト上で存在していることはわかっても、それ以上のことはないのではないかと思います。
チームを超えた学びを気にかけるのは、複数のチームを担当しているファシリやオーナーで、コミュニティを超えた学びとなるとオーナーでも多くないと思われます。
 
でも、もし、それを自分ごとで考えることができたらどうでしょうか?
なぜ、個人が自分だけでなんとかしようとしてしまうのか チームやコミュニティを超えることがなぜ難しいのか どうやったら学びあえるのか
メンバー<チーム(ファシリ)<コミュニティ(オーナー)の三階層が俯瞰できたら プラットフォームやエコシステムがよりイメージしやすくなるのではないかと思います。 30名規模の組織の運営してみると社会が違って見えてきます。
それは、必ずしも、雇用関係である必要はないと思うのです。
それもこれも理念(たまかつ)に共感してくれる個人、チーム、組織がどれくらいあるかにかかっているのではないか。
 
これは、やってみないと実感できない(やったら実感できるのか?)と思うのですよね。
 
次回は、オーナーさんにそのあたりの実感を聞いてみます。
 
 
ということで、今週の週報は以上です!