【ありえる楽考週報 vol.25】

今週の「ありえる楽考」週報は、6月5日の勉強会に参加された森田敦子さんからの報告です。
ではどうぞ!
 
今週のファシリ勉強会(毎週月曜日20時半〜開催)は、先週に引き続き「自ら学ぶ」がテーマでした。ありえるさんからの情報共有にあった「カーン・アカデミー」のインプットから、対話をしました。
 
私がカーン・アカデミーのTED動画を見て感じたのは、先週の週報に書いた「ルーブリック」の話とつながっているなということでした。 約12年前のTED動画ですが、当時から反転授業の効果と、ルーブリックにて自らの学習進路が見える化されることでの学習効果について提唱されています。
学ぶことが辛くなるのは、自分のペースで理解ができないのに周囲がどんどん進んでいくとやはりできない自分にとらわれてしまうことが要因としてあるように思います。お絵かきトレーニングの読書会でも出ていた話題ですが、わからないことをわからないと言うことに心理的な抵抗があるというのは、私自身にも見に覚えのある感覚です。
一方で、今の自分がわからないポイント(現在地)が明確で、そこに対して練習を積み重ねると理解できるというプロセスは面白いですし、やはりわかると楽しいから、そうしたサイクルが回り始めると学びは深まっていくのかなと思います。
先週からのつながりで、改めて個別最適学習の重要性を感じています。 それに加えて今回は「独学大全」の共有から、環境デザインの重要性も話題にあがりました。 私は「独学」と聞くと、孤独に黙々と勉強するようなイメージを持っていたのですが、そもそも学ぶ方法には「独学」以外ないという視点が印象的でした。確かに学校で先生が色々と教えてくれたとしても、そこから学ぶのは自分だから、学習というのは本質的には全て独学だよね、という考えです。
学ぶということを深めていく上で、「自ら学ぶ」という意味での「独学」には、環境デザインが重要という視点もなるほどなと感じました。
個別最適学習と環境デザインを組み合わせることで、より効果的に楽しく学ぶことができるのだろうなと思います。そうした視点を、かたつけの学びにも取り入れていこうと試行錯誤をしている日々です。
 
毎週勉強会での学びをこの場で共有させていただきありがとうございます。 週報でのアウトプットはまだまだ締め切りに追われながらトレーニング中ですが、これもまた独学であり、環境デザインだなーと感じております。
 
来週のファシリ勉強会、月曜20時半〜いつものありえるさんZoomで開催予定です。 単発参加でもその時々の学びが多い場だと思いますので、ぜひみなさんとご一緒できたら嬉しいです。
 
今週の週報は以上です!